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標準獨逸文法 (三島由紀夫旧蔵)

出版元:三修社
冊数:1冊
刊行年:昭16
三島由紀夫書込み有、第16版発行、帙(当店作成)
三島由紀夫が学習院高等科1年の時に使用したドイツ語の教科書である。
鉛筆・赤鉛筆・万年筆で猛烈に書込み、それでも足りずに何枚ものメモ用紙を貼り付けている教科書は、三島が「努力する天才」であった事実を物語る。
この頃の三島が心酔していた「日本浪曼派」の美学は、ヘルダーリンの思想に影響を受けていた。
三島も自分の理想とする日本の古代文化に到達するために、それと対照的な理性に支えられたゲルマン文化に深く沈潜しようとした。だからこそドイツ語の勉強をすさまじい努力で行ったのだ。
自決の瞬間に三島の脳裏に浮かんだ「魂の原郷」は学習院での「黄金時代」だったのかもしれない。あるいは祖母や母の膝下で絵を描き、自分だけの本作りを楽しんだりした日々だったのだろうか。
三島は自分の最後の日、豊饒の海と真っ青な空に包まれて、三島由紀夫の魂はどこに帰り着いたのであろうか。
No. 10793
価格:2,970,000円
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書籍商 東京都公安委員会
許可 第301026404858号
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2020年8月11日 火曜日 850856 リクエスト (2007年9月 5日 水曜日 より)